現在、日本におけるアルコール依存症の患者数は、200万人を超えるといわれ、予備軍を含めるとその何倍もの人が、アルコール関連の障害を有していると考えられています。
近年では男性ばかりでなく、女性のアルコール依存症患者が増加しています。
女性の場合、アルコール依存症になるきっかけががはっきりしていることが多いといわれています。
たとえば、夫との死別による「喪失感」、子供の独立による「空の巣症候群」などがあげられます。
また、女性の場合、家族に内緒で飲酒する「キッチンドリンカー」が多いことが特徴です。